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透明なモノ・5
6/01 (木)

透明なモノ。
そこにはあらゆる色が潜んでいる。
あらゆる未来が潜んでいる。
あらゆる希望が潜んでいる。

色を付けたら・・・
そこで終りなのだ。
違う色に塗り替える事は出来る。
だが・・・シンドイ作業になる。
最初から色なんて付けなければいいのになぁ。

透明なモノは眺めるだけでいい。
透明なモノは感じるだけでいい。
透明なモノは変化するモノなのだ。
変化を愉しめばいい。
変化は愉しむモノなんだ。
透明なモノは愉しむモノなんだ。

  水晶・1
6/02 (金)

透明なモノに水晶がある。
白い水晶もあるが、あれも透明なのだ。
透明な空気が光に反射して白く見えるだけだ。
水晶の成長過程で僅かに空気が張り付いたのだ。
白くても、透き通っていても、水晶は透明なのだ。

水晶の主成分は珪酸(SiO2)。
珪素が酸素と結合して成長した鉱物。
1ミリ成長するのに100万年かかるらしい。
5センチで5000万年。

仮にワシの○○○が水晶だった場合・・・
え〜と・・・約10センチなので・・・
(注:ひっそり時と威張り時があるので平均として)
え〜と・・・1億年かけて成長したのかぁ・・・。
貴重なモノだから、拝んで尊敬しながら丁寧に扱いましょうね。

  未確認飛行物体・北上・1
6/03 (土)

臨時ニュースです。
ワシは通常、日常生活ネタや時事ネタを書かない。
後で売り物にならないからだ・・・。
(売り物にする気なんだぁ・・・)

だがワシの言行は例外がある。
例外が意外に多い。
意外でなくて・・・多い。
多すぎる・・・。
むしろ・・・例外だらけなのかもしれない。

で・・・今日、2006年6月3日午後3時過ぎ。
場所は岩手県北上市。
ワシは昨日から氣功治療の依頼を受けて来ていた。
依頼人宅は庭の工事をしていた。
工事職人は6人ほどいた。

3時の休息時、缶飲料を飲んだ。
飲むとき、顔はナナメ上を見上げる。
昼だが半月が出ていた。
雲はなく、快晴だ。
「!・・・あれは!何だ?」

  未確認飛行物体・北上・2
6/04 (日)

ワシへの依頼人が休息用のお茶菓子等を持っていった。
そして、その場にいた。
職人達と依頼人が空を見上げる。
昼月のあたりから光の玉が幾つも流れ出る。

「お〜!!あれは何だ?」
何だと言われても誰も判らない。
依頼人は家の中で氣功をしているワシに連絡した。
「先生!(一応、こう呼ばれている)
空に光るモノが幾つも飛んでます!」

ワシはバッグからいつも持ち歩いているデジカメをとった。
「先生、そのサンダルを使って!」
急いで庭に出る。
職人達が全員空を見上げている。

「何処ですか?」
「そのあたり、いっぱいあるよ」
空に向かって手で大きく円を書く。
青空を擬視すると・・・ある、ある。
いる、いる、というのか・・・。

  未確認飛行物体・北上・3
6/05 (月)

青い空に光る点が少しづつ動く。
気ままに動く。
その数・・・20〜30個?機?
例えば三つが三角を作ったり直線になったり。
それぞれが近づいたり離れたり。
北に向かったり、南に動いたり。

10数分も見上げていると首が痛くなる。
飽きたわけではないが・・・
いつまでも見上げていても仕方ない。
職人さんは仕事時間になるし・・・。
ワシも途中で家に入った。

一応はデジカメで写した。
ズームで写した。
確認すると写っているが、白い点で面白くない。
それでも一画面で10機くらい写っていた。

すごいモノを見た。
だが興奮するほどではない。
それぞれの人もそうだ。
何だか判らないからだ。

あれは・・・未確認飛行物体だった。
だが・・・未確認物体は何だかわからない。
だから、このままでは心に影響しない。
忘れられてしまいそう・・・。
何だかなぁ・・・。

  未確認飛行物体・北上・4
6/06 (火)

ワシが調べた限り、その後TVやマスコミに話題は無い。
確かに青空に目を凝らさなければ発見できなかった。
だが、焦点さえあえば、誰でも見えたはずだ。
そして、あの数の多さだ。

20〜30を確認したが、もっと多いだろう。
50〜100個(機)くらいあったかもしれない。
飛行機の飛ぶ高度範囲だろう。
レーダーに映るとしたら・・・大騒ぎのはずだ。
写らなかったのだろうなぁ・・・

あるいは(とんでもない数が)写ったから秘密かも。
そして・・・目撃者は・・・
一人、また一人づつ・・・消えていく・・・
そ、そんな展開は嫌だなぁ・・・

もし、このブログが突然閉鎖され・・・
ワシのその後は誰にもわからない。
そうなったら、誰か、タノムぜ。
真相の解明を・・・タノムぜ。

  水晶・2
6/07 (水)

珪酸が一定の成長率で伸び続ける。
仮に1億年休み無しで伸び続ける。
すると、10センチの透明な水晶になる。
だが成長は何処かで歪ながら伸びるのが普通だ。
少し休む時がありながら伸びるのが普通だ。

歪んでいるくらいでモンクを言う人達がいる。
親、先生、大人、良識者といわれる人達。
モンクを言うだけで治す力も努力もしない。
おめ〜らも全員歪んでいるのになぁ。
心が歪んでいるくらいでモンク言うなよなぁ。
それは「目糞、耳糞を笑う」という。

歪んでも・・・実は透明なのだ。
そこを理解する人達が少ない。
純粋な透明は奇形に近いのだ。
だが・・・貴重なモノでもある。
純粋な透明は心を揺さぶるものだ。
自分が純粋で無いからなのかも・・・。

  水晶・3
6/08 (木)

ちょっと一息つく。
水晶だって生き物だ。
成長するモノは生き物だ。
鉱物も生き物だ。
有機物だけが生き物じゃないぜ。

星も成長する生き物だ。
だから地球が生物なのは、当たり前なんだ。
ガイア(地球生命体)は思想ではない。
当たり前の観念なのだ。
当たり前が理解できない人が多いだけだ。

鉱物の成長過程は人間の生命年数では確認できない。
1ミリに100万年もかかる変化は確認できない。
だが、確認できないのは人間側の落ち度なのだ。
自分の能力不足を棚に上げ、
「鉱物は生物でない」というのは傲慢すぎないかぁ?

  水晶・4
6/09 (金)

水晶は多くの年数を費やして成長した。
い、いや・・・成長過程にある。
それなのに・・・誰かが折ってしまう。
そして・・・日本に運ばれてきた。

アチコチ巡って、変なオッサンの手に渡る。
変なオッサンは水晶に「氣」を込める。
水晶はこだわりの無いヤツだから簡単に染まる。
オッサンの「氣」を受け入れるのだ。

こだわりの無い水晶だから次の「氣」も受け入れるだろう。
こだわりが無いのは節操も無いのだ。
節操の無いタイプは・・・好きだ。
だがオッサンは「氣」を込めると蓋をする。
封印をして、他の「氣」が入らぬようにする。

このオッサンは「氣入れ」が得意のようだ。
だが、心は広くない。
だから「氣」を込めた後、封印をする。
ケチなオヤジだぜ・・・。
ワシのことだ・・・。

  水晶・5
6/10 (土)

封印は通常は閉じ込める意味に使われる。
だが水晶は増幅して発散させる性格だ。
だから水晶に対しての「封印」は逆になる。
他を入れさせない為の封印だ。
こ、これが、貞操帯ってヤツ?
(・・・ち、違うだろ!)

ワシの治療院にゴロゴロしている水晶達。
全て「氣入れ」されている・・・。
増幅して発散するのは「いいかげん氣」
治療院は「いいかげん」で満ちている。
来れば・・・いいかげんになれるぜ。
そんなに、羨ましがらないでね。

そんな水晶達がモテだした。
「水晶、ゆずって下さい」
もの好きなクライアントが増えた。
世の中、どことなく狂いが生じている。

  水晶・6
6/11 (日)

どうも最近は霊の活動が活発だ。
霊といっても珍しいモノではない。
そんじょそこらにウヨウヨしている。
人間や他のモノと同じだ。
ただ目に見えないだけだ。

霊は本来は別の世界に行く予定だ。
だが予定が狂うのは日常茶飯。
それにしても「狂い」が多いなぁ。
この国はどうなってしまったのかなぁ・・・。

霊だけでこの世界(物質界)にいるのは場違いだ。
物質界は物質が主体の世界だ。
どうやら勘違いが増えたせいらしい。
世界は物質界のみだと勘違いしたままらしい。
霊もオッチョコチョイなんだなぁ・・・。
物質に「こだわり」過ぎてる。

  水晶・7
6/12 (月)

霊が霊のままで留まるのは「こだわり」があるから。
「こだわり」を解き放つのは「いいかげん」
そこで最近はワシの「氣入り水晶」がモテる。
置いておけば勝手に浄化されてしまう。

霊A「なんかさぁ、ここにいるのがバカバカしいやぁ」
霊B「この、いいかげんな雰囲気のせいね」
霊C「体(霊にも体がある)が勝手に軽くなるし」
霊ABC「あっ、浮かび上がるぅ・・・」
こうして、霊達は勝手に消えていく・・・。

「いいかげん」も活用できるもんだ。
ワシのようなタイプの氣功師も活用できるもんだなぁ。
当然、自画自賛唯我独善しようぜ。
ワシはエライ!
い、いや、エラクは無いけど、タマには役立つ・・・。

  水晶・8
6/13 (火)

もともと故御師匠様はこう言った。
「この【氣】は光だからな」
だから「氣功」を「氣光」と書いた。
そう言われても、よく解らないし証明できない。
だけど、霊に対しては確かに影響が大きい。
霊が勝手に消えていく。

闇(病)や霊は光に弱いらしい・・・。
お前ェら、ドラキュラの親戚か・・・。
除霊だの浄霊だの騒がなくてもいい。
結構簡単に消えていく。
(まぁ、シツコイのもいるけど・・・)

この手の話は怪しくなるから適当に誤魔化す。
本気で話せば話すほど、怪しい・・・。
「霊」はもっと根本的な問題だけど、
それを理解してくれる人は少ないんだ。
だからまだ適当でいい。
わかる人だけがわかればいい。

  水晶・9
6/14 (水)

ワシの祖先がいる。
アナタにもいる。
祖先は・・・嘆いている?
ま、まぁ、そ、そんなもんだよ。

この世に生きている者は誰も同じようなものだ。
至らない事を体験する為にこの世にいる。
失敗を体験する為にこの世にいる。
嘆くのは祖先の仕事だ。
いずれアナタも子孫を見て嘆くのだ。
自分の事は棚に上げて・・・。

ワシの母方の曾祖母の話だ。
新潟の三条という所にいた。
曾祖母の家は代々の刀鍛冶。
やがて徳川時代から明治時代に移る。
それまでは幕府御用達の刀鍛冶だったそうだ。

  水晶・10
6/15 (木)

刀鍛冶もいろいろある。
人を切る刀は「人切り包丁」という。
祖先が作っていたのは人切り包丁ではない。
守護の剣
破邪の剣
どの国でもあった宝剣の類だ。

刀鍛冶というより神職だった。
白装束で禊をする。
結界を張って祝詞を上げる。
あるいは真言(マントラ)を唱える。
そして鉄を純化する。

鉄を打つのに「氣」を入れる。
一打一打に「氣」を入れる。
一打一打を純化する。
「氣入れ」が出来なければ、この職は成り立たない。
守護と破邪の剣は「氣入れ」の塊なのだ。

  水晶・11
6/16 (金)

御先祖様達は(たぶん)マジメだった。
マジメでないとケガをする。
真剣でないと・・・真剣は創れない。
何代も続いていたのだろう。
そのマジメさと「氣入れ」の能力。

そして不幸な事に
子孫にワシがいたのだ・・・。
しかも、その能力はワシが引き継いでしまった。
肝心のマジメは引き継がれなかった・・・。
この世はヒネクレているのだ。
モンクはグレちゃん(創造主)に言ってくれ。

御先祖様達が、そんな生業をしていたとは知らなかった。
だからノーテンキに過ごしてきた。
「氣入れ」なんて簡単だと思ってきた。
どうして、あまり他の人が出来ないのか不思議だった。
カチッとスイッチが入るのが自分でもわかる。
氣功師なら誰でも出来るのだと思っていた。

  水晶・12
6/17 (土)

鉄を純化する。
熱して打つ。
そして水で冷やす。
その過程で鉄(Fe)にC(ビタミンではない)が混じる。
すると鋼になる。
鋼は硬いのだ。

「氣入れ」の対象が硬いモノは「氣入れ」も難い。
(とても高度なダジャレだが、意味ねぇし受けない・・・)
だが上手く入れば、強固に結びつく。
ちなみに本妻は恭子というが、
ワシと強固に結びついているとは思えない・・・。

ワシなら鉄を鋼に変えるような根性は無い。
「氣入れ」は容易いが、純化作業は大変だ。
槌は重いし、火は熱い。
たぶん・・・御先祖様達はマジメに一生懸命した。
だから、ワシが使う根性分まで使ったのだと思う・・・。

  水晶・13
6/18 (日)

そうかぁ・・・そうだったのかぁ。
ワシの根性無しの謎が解明された。
御先祖様がマジメに働きすぎたのかぁ。
子孫のワシの分まで根性を使ったのかぁ。

ということは・・・・
ワシの子孫達は遠慮せず根性を使えるのだ。
ワシが今生では根性を使わないからだ。
子孫達は(ナマケモノの)ワシに感謝するだろう。
偉大な先祖(ワシのこと)を称えるだろう。

このように御先祖と自分と子孫は繋がっている。
それが何であっても御先祖様達の御蔭だ。
ワシの場合は「氣入れ」能力だった。
生命を賭けて「氣入れ」した御先祖様の御蔭だ。
御先祖様達には感謝している。

  水晶・14
6/19 (月)

ワシは(御先祖様の御蔭で)根性無しだ。
だから鉱物は純化作業をしないモノ。
それなら水晶が適している。
原石をそのまま使える。
純化のままの結晶だ。

ワシは御先祖様の御蔭で「氣入れ」が得意だ。
しかも・・・もしかしたら・・・
通常の氣功よりもマトモかもしれない。
マトモな御先祖様からの能力だからだ。

通常の氣功はワシの「いいかげん」が混じる・・・
混じっている・・・かもしれない。
ま、まぁ、小さな事にこだわるなよ。
だが「氣入れ水晶」は御先祖様のマトモな能力の塊だ。

  水晶・15
6/20 (火)

ワシの「氣入れ水晶」がモテだした。
だがワシの「氣」が認められたわけではない。
御先祖様の「氣入れ」が認められているのだ。
これって・・・超ラッキーだぁ。

ワシはいわば他人のフンドシで相撲をとってる。
い、いや、これは正しくない言い回しだ。
御先祖様は他人に含まれない。
ワシは相撲をとるほど根性が無い。
だが御先祖様は現実にいない。
そして、利があるとしたらワシだ。
フッフッフ・・・ラッキーだぜ。

い、いや、それも正しくない言い回しだ。
利があるとしたら・・・購入した人達だ。
多分・・・購入金額の百倍超の影響を出すだろう。
ワシがキチンとした値段をつけられないからだ。
貧乏が身に染みているので、安いのだと思う。
元々、値を付けられない対象物だ。
だが、ウソだと思う人は決して買ってはいけない。

  ナマケモノ・1
6/21 (水)

哺乳類、アリクイ目、ナマケモノ。
ワシはアリクイ目だったのかぁ・・・。
しかも「樹上性」・・・。
本妻、愛人達、ゴメンネ。
ワシは男性じゃないのだ・・・。

しかし・・・この度、ワシは間違いに気づいた。
ワシはナマケモノではなかったかも・・・。

ナマケモノは一週間に一度ウンコをする為に地上に降りるという。
ワシは毎日ウンコをする性質だ。
これだけではナマケモノの変種かもしれないと思っていた。
(ワシは樹の上で生活してなかった事には気づかなかった)

草食で小食。
働かない(動かない)・・・。
集団が苦手。
これらはワシと共通だ。

  ナマケモノ・2
6/22 (木)

信じていたモノと違っていた自分。
違うかもしれないと疑惑を感じている自分。
ワシは不安を抱くほどマメじゃないが、
自分が自分以外のモノに感じている。

ワシはナマケモノだと思っていた。
それで心は安定していた。
ビバ!ナマケモノ!
それで満足していた。

なのに・・・
イキナリ谷底に突き落とされる。
(それほどでもないか・・・)
お前は、ナマケモノではない(かもしれない)。
ワシは・・・人間かもしれない。
それを認めたくない心があるのを感じる。
ナマケモノの方が上等っぽいし・・・。
まぁ、天使ではないとは思っていたが・・・。

  ナマケモノ・3
6/23 (金)

ナマケモノの仲間ではないかも・・・。
ワシがそう思ったのは最近だ。
本当の親は遠くアマゾンにいる・・・。
そう固く信じていたのに・・・。
信じる者は裏切られる・・・。
聖書にも書いてあったっけ・・・。

裏切りは真実に気づくわけではないが、
もう一つの姿がある事に気づく。
裏切りも、なかなか悪くない。
よし!
ワシも出来るだけ裏切ろう!

最近、ワシは忙しい・・・かも?
忙しい思いをした事が無いので確信がない。
ナマケモノが忙しいのは・・・変だろ?
だから、ワシはナマケモノの仲間ではないかも。
そういう疑問が沸々と湧いてきた。
(こんな疑問はヒマのせいなのかなぁ?)

  ナマケモノ・4
6/24 (土)

ワシは「好きなモノ」が沢山ある。
節操無しに好きなモノが多い。
その中にマンガがある。
マンガを好きなだけ読んで暮らせる人に成りたかった。
マンガ評論家だ。
あるいは・・・(売れる)マンガ家のロクデナシ亭主。

理想と現実は違う。
本妻はマンガ家では無かった。
評論家になれるほどオシも強くない。
ハッタリは言えるが、売り込み根性も無い。
夢は・・・破れた・・・。

だがマンガは読み続けている。
「少年〇ンデー」(子供達)
「〇ックコミック・オリジナル」(ワシ)
「月刊〇ラワーズ」(本妻)
定期購読もその他のマンガも全て読む。
マンガはワシの偉大な先生達なのだ。

  ナマケモノ・5
6/25 (日)

その偉大な先生達と会えない日が続く。
先生達は積み重ねられている。
こ、こんな理不尽があっていいのか!
ワシの唯一の知識の蔵が閉まったままだ。

犬夜叉はどうなる?
弁護士のくずはどう動く?
7SEEDSの未来は?
ラムちゃん、チェリー、あたる・・・
みんなぁ、どうしているんだぁ?

こ、これが、忙しいという事か?
ならば、ワシはナマケモノではなくなる。
ワシは運命に翻弄される「龍(RON)」のよう・・・。
(そ、それは、ずうずうしいだろうなぁ・・・)
(注:著者 村上もとか氏の傑作 最近完結した)
(わかる人だけわかりゃいい・・・)

  ナマケモノ・6
6/26 (月)

マンガを充分読む時間が無い生活。
それは・・・不自然だ。
ワシは身体や心や生き方を自然体に戻す。
そのお手伝いが仕事なのだ。
なのにワシが不自然体でどうする?

ナマケモノの生活は自然体だった。
働かないから・・・あまり食べられない、食べない。
ワシは一日一食でも生きていけた。
実に自然な生活だ。

生き物は基本的にナマケモノが自然だ。
グレちゃん(創造主)がナマケモノだからだ。
グレちゃんはナマケモノ故に、生物を自分に似せた。
新たに考えて創るのがメンドウだったからだ。
ナマケモノは徹底的なワンパターンで暮らす。

  ナマケモノ・7
6/27 (火)

自然の仕組みはワンパターンで創られている。
原子の仕組みと宇宙の仕組みは同じパターンだ。
この世の仕組みと自分の中の仕組みは同じパターンだ。
ナマケモノになると、そういう事がわかる。
現実社会を離れて、ボ〜としているからだ。
それをブッちゃん(仏陀)は「冥想」と言った。

だが、そんな事がわかっても役に立たない。
現実社会を離れているからだ。
現実社会で働かない(動かない)からだ。
役に立たないけど・・・幸せは味わえる。
ナマケモノは幸せを味わっている。

ナマケモノから逸脱しかけているワシ。
それは・・・マズイぞ。
正統派のナマケモノでなくてもいいが、
某亜流のナマケモノで残りたい。
ワシは忙しさの合間で冥想(迷走)する。

  ナマケモノ・8
6/28 (水)

いつも解決は同じパターンで出来る。
鍵は「調和」だ。
道を変えなくてもいい。
やわらげれば何とかなる。

多少忙しくてもナマケモノにはなれる。
外の時間と内の時間は同じじゃないのだ。
外側は現実社会。
内側は自由世界。
デジタル(断絶の連続)なら同時に出来る。

ナマケモノなら何でも出来る。
何とでもなる。
要は発想の転換で行動も転換できる。
やはりワシはナマケモノなのだ。
樹の上で生活するナマケモノだ。
「氣」の上で生きているナマケモノだ。

  我田引水・1
6/29 (木)

人間の心は広い。
だが実際に使われる心は狭い。
少なくても、ワシの心は狭い。
この点には、いささかの自信があるぜ。

ワシは五十歳を過ぎて思った。
自分の見てきた事しか見てきてない。
自分の感じた事しか感じてない。
い、いや・・・
自分の見てきた事さえ見てない。
感じた事さえマヒしていた。

心は広いかもしれないが使う部分は狭い。
勝手な観方しか出来ない。
自分を離れて観る事も出来る。
それでも自分を離れる事は出来ない。
矛盾した言葉じゃないぜ。
あるいは・・・矛盾が素直かもしれない。

  我田引水・2
6/30 (金)

歳を重ねる毎に解らなくなる。
歳を重ねる度に軽くなる。
解らない事が判るようになった。
ワシはアホだという事が判るようになった。

ワシは狭い人間だ。
勝手な人間だ。
それ以上でもそれ以下でもない(と思う)。
だから、物事の判断は独善だ。
だが他の人も同じだ。
独善以外の判断に出会った事がない。

真理だ、と平気で言う人はいる。
詐欺か無知か冗談かは判らない。
ワシは狭い心で思い、小さな脳ミソで考える。
真理って・・・全てじゃないのか?

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