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入梅・1
6/01 (金)


24節気から外れた雑節名。
近い節気の芒種(黄経75度)から5日目。
つまり黄経(太陽角度)80度の日。
この日から30日間が梅雨時期としてある。
梅雨に入る日だから入梅。
でも実際の梅雨とは当然、外れたりする。

何故「梅」なんだぁ?
梅の花は陰暦2月(今でいう3月)に咲く。
寒くても花開く、という健気なヤツ。
ワシは根性無しだが、健気なオナゴにゃ弱い。
(梅がオトコってことはないだろうな)
その梅の実が熟す時期だという説もある。

梅はいい。
酸っぱいのがいい。
青梅もいいが、赤くなるのが可愛い。
ピチピチな固さもいい。
柔らかくなってもいい。
干してからも味がある。
何やら、オナゴの指針となりそうだぞ。

  入梅・2
6/02 (土)

好文という言葉がある。
「学親しめば梅咲き、学廃すれば花咲かず」
という中国の故事から梅の意味らしい。
ワシは文が好きだったが、知らなかったなぁ。
文が好きだから梅も好きなのかなぁ。

梅が大きくなると桃に似てる。
そう思うのはワシだけかなぁ・・・。
桃や梅の形が何となく好き。
あの丸さや形は生命の形なのだ。

生命は精であり聖(清浄)にもなる。
だから邪気や悪気はあの形が嫌いらしい。
悪霊は桃に近寄れないのだ。
天然の魔よけなのだ。
梅も同じ形だ。
同じく効くとワシは思っている。

  入梅・3
6/03 (日)

桃を持ち歩くのは少し大変。
ポケットに入らない。
潰れると・・・ビシャビシャ。
すぐ傷んで腐り始める。
だが梅が代用になるなら・・・
携帯魔除けになる。
(ニンニクは吸血鬼の類にしか効かない)

悪霊や悪気や邪気は結構いるもんだ。
でも必要以上に怖がるほど力は無い。
弱いからこそ、邪気なんだぜ。
基本的には生きている人間の方が強い(怖い)。
肉体は霊(精神・魂)より遥かに大きく強い。
健康なら魔除けは通常は無くてもいい。

弱くても集まっている「場」もある。
邪気も重なれば濃くなる。
そういう「場」は息苦しい。
うっとうしい。
勝手に相手が除けてくれるなら魔除けが便利だ。

邪気や悪気や悪霊も元は人の意識と変わらない。
争うつもりはない。
お互い、係わらなくて済むならそれでいい。
ぶつかる必要はない。
その為の魔除けだ。

  入梅・4
6/04 (月)

邪気や悪気はジメジメが好きだ。
暗く湿って空気が動かない場が好きだ。
暗くウジウジする心とも相性がいい。
明るくサッパリした心とは仲良くできない。
邪気や悪気や悪霊は、そういう性格なんだ。

矢鱈に怖がる相手じゃないのだ。
単なる相性の問題なら、簡単だろう。
悪霊タイプと仲良くしたかったら暗くなればいい。
邪気や悪気が嫌なら、明るくドライになればいい。
相手が一方的に寄ってくるわけじゃない。
更に、主導権は生きている人間側にある。

気になる「場」があるなら梅を置いてみよう。
気持ちがサッパリしないなら、梅を齧ってみよう。
部屋に置くのもいいかもしれないぜ。
見えない相手は、それほど難しくないのだ。
梅雨時期には特に梅が活躍するのかも。

  予知・1
6/05 (火)

運命は決っている。
運命は不確定だ。
どっちも言えるなぁ。
見方で変わるし、変えられる。
ただし、宿命は決っている。

運命は決っている。
それは生物全般も人類も個人もだ。
だが、非常に大雑把だ。
運命はとても幅の広い道だと思ってくれ。
とても、は、かなり、とても、だと思ってくれ。
例えていえば・・・何十キロもある道幅。

一見、道路だとは思えないほど広い。
でも原野や荒野だとは思わない。
道なら道幅があるのだ。
そこを未来に向かって歩いているわけだな。
どのような部分をどのように歩くかは自由だ。
だから、運命は決ってない、とも言える。

  予知・2
6/06 (水)

平地を歩く。
見える範囲は限られる。
まして目の前に様々なモノがある。
他人や社会やその他との係わりだ。
前を見通す事が難しい。

自分の未来(前)は見えない。
現状(今)が不安定や不満の場合。
未来に不安の想像を働かせる。
不安だと知りたがる・・・。
人の意識は不安や不満に向きたがる・・・。

現状が満足の場合。
未来が不確定でも不安は出てこない。
未来は
「何とかなるだ〜ろ〜う〜」と気楽になる。
道幅が広い事を意識の底が感じているのだ。

  予知・3
6/07 (木)

物事を小さくとらえる。
すると悲観的になる。
悲観的になるから視野が狭い。
視野が狭いから不安や不満が増える。
不安や不満の道しか歩かない・・・。
悪かどうか知らないが、循環する。

ノーテンキは性格かもしれない。
だが楽観的は視野が広い。
垣根や壁が見えないのだ。
不安や不満も一応あるが、それ以外もある。
現状よりも未来に期待する。
根拠は考えない・・・。

未来に対する満足や希望が有る。
根拠は無くても、勝手に好い方に思う。
良い(正しい)方でない。
好い(好きな)方を選ぶのだ。
(明るい未来が)有ると思えば、有る方に歩く。
無いと思えば、無い方の道を歩いてしまう。
歩き方は自由なのだ。

  予知・4
6/08 (金)

通常は平地の道を歩く。
ところが木に登れる人がタマにいる。
タマといってもネコじゃない。
それほど可愛くない・・・。

木に登って見るから見通しがいい。
とはいえ・・・視野が狭い人が多い。
しかも、特殊能力と勘違いする。
個性の違いだとは思わないらしい。
足の速い人も絵の上手い人も普通にいるのになぁ。
そして・・・予言する。
「アナタの未来は・・・」

まぁ、圧倒的にインチキだ。
詐欺は心理学や心理操作法に優れている。
とはいえ・・・ひっかかる方がアホだろう・・・
というようなインチキ丸出しの人が多い。
少し冷静に人物を観ようね。
インチキ人は判りやすいから。
中身が無い人は、言動を大きく見せたがる。

  予知・5
6/09 (土)

圧倒的にインチキが多い業界(?)
だが1%くらいは木に登れる人もいる。
インチキでない1%の大部分の人達。
自分の視野が狭い事には気づいていない・・・。
遠くが見える事を視野が広いと勘違いしている。

1%の更に1〜3%は視野の広い人もいる。
0.001〜0.003の割合は様々な事柄に当てはまる。
「万が一」という言葉は意味があるのだ。
この「万が一」があるから希望がもてる。
人類も捨てたもんじゃないぜ。

自分が「万が一」と思っている人。
特殊だと思って公言している人。
そう思った時点で、間違いですから・・・。
教祖タイプに多い・・・。
教祖は狂祖になりやすく、凶祖にもなりやすい。
騙されるのは、圧倒的に善男善女。
信者が善男善女だから(間違いは)増えていく。

  予知・6
6/10 (日)

科学者タイプは検証する。
99%のインチキを見抜く。
まぁ、見えない世界に対しては不得手だ。
無理解の検証も多いのだけど・・・。
そこは科学者に同情して目を瞑ろう。

「予知や予言は全てインチキだぁ」
「全て」に「例外」が必ず含まれる事を知らない。
科学者は「正しさ」にこだわりすぎだよ。
「万が一」や「億が一」があるのだ。

わけが解らない事でこの世は成り立っている。
マトモな科学者なら知っているはず。
グレちゃん(創造主)は・・・ヒネクレている事を。
科学は神を畏れて、科学となりうる。
アイちゃん(アインシュタイン)も言った。
「宗教心無き科学は、アホ学だぁ」
(注:宗教組織と宗教心を区別してね)

  予知・7
6/11 (月)

言い忘れた。
インチキ人の特徴がある。
魅力が無いインチキは問題ない。
誰も相手にしないから・・・。
ヤッカイなのは魅力あるインチキ人だ。

よく言う「あの人にはオーラがある!」
(オーラが何かは知らないけれど・・・)
詐欺師でも独裁者でもヤクザでもオーラはある。
カエルもゴキブリもアメンボだって〜♪

それでも見分ける特徴がある。
教祖タイプで金儲けの上手い人。
つまり組織を作りたがる人だ。
金儲けは一人では高が知れている。
信者を増やして成り立つものだ。
現代では信者は会員という名が多い。
そして販売するモノがある。

予知で商売。
それは販売するモノがあるからだ。
(名前を含めて・・・)
インチキ人は見える世界で生きている。
見分けるのは・・・簡単だろ。

勘違いしないでね。
インチキが悪、というわけじゃない。
メジャーの会社がインチキしている。
政治家や役人もインチキしている。
そこらのオッサン、オバハンもインチキする。
ワシなんて存在がインチキかも・・・。

  予知・8
6/12 (火)

予知が可能の前提条件。
未来は決っているのか、否か?
こういう事はアイマイなのだ。
グレちゃんは悪戯好き。
どちらともいえるように創った。

大切な事はアイマイに出来ている。
例えば・・・愛。
例えば・・・生命。
そして、運命。

そうかぁ・・・。
ワシがアイマイなのは
ワシはとても大切な存在なのね。
そうだ、そうだ、そうに決っている。
本妻よ、愛人達よ、ワシをもっと大切にしなさい。

  予知・9
6/13 (水)

大きな未来は決っている。
小さな未来は決ってない。
グレちゃん(創造主)はメンドクサガリ屋。
小さな事は自分でやれよなぁ・・・。
世界は創るけど、個々は勝手にしてくれ。

好きなように生きろ。
だから心があり、意識があり、意思がある。
全て決っているのなら必要ないのだ。
だが大きな事は決っている。
好きに生きるのは許す。
だが他との不和は未来が閉じる。
調和の内で好きに生きていい。

当たり前の話だ。
ここが理解できれば予知も解る。
予知(占い)の使い方が解る。
活かす部分が解る。
全て本気にするのは愚かというものだ。

  予知・10
6/14 (木)

マトモな予知が出来る人がいる。
木に登れる能力がある。
歩く人の先に大きな穴があるのが見える。
「アナタの未来は・・・」

能力があっても全体が見えない。
先が見えても仕組みを知らない。
知らないから、自信たっぷりに言う。
嘘を言ってるわけじゃないから真摯に言う。
真摯でも間違いは間違いなのになぁ・・・。

歩く人が同じ方向で同じペースで歩く。
しかも誰もその人の歩き方に接触(縁)ない。
そういう条件なら、その人は穴に落ちるだろう。
だから、未来の一部可能性は当たっている。
占いはそういう部分のみなのだ。
全体を占う事は不可能なのだ。
これはグレちゃん(神)にも不可能なのだ。

  予知・11
6/15 (金)

創造主さえ不可能な未来。
だから、面白い。
グレちゃんは面白い事が好きなのだ。
全て解りきった事をするはずがない。
世界は予測不能な部分があるのだ。
予測可能の部分もあるのだ。

大きな事ほど予測可能が高い。
地球環境の未来予測はできる。
しかも予想より急展開になるだろう。
ある種の生物未来も予知できる。
当たり前の事実を見れば、誰でもできる。

だが一個人の未来はなぁ・・・。
本来不確定要素が強すぎる。
生き方を決める「心」が安定してないもの。
心はフラフラする。
だから未来も不確定になる。
これ(心のフラフラ)は、とても素敵な事なんだ。

  予知・12
6/16 (土)

心が確りしていたら・・・
先は確定できるだろう。
確定できるモノに未来は無い。
未来は「未だ判らぬ時」なのだ。
未来の無いモノに生命も無い。

不確定だから未来がある。
不確定だから生命が躍る。
未来があるから生命が流れる。
心のフラフラは未来を創る元なのだ。

ただし無明だけでも未来は無い。
時々明かりが必要になる。
お互いに明かりとなる必要がある。
だから多種多様な人間がいる。
そして多種多様な生物がいる。
そして多種多様なモノがある。

  予知・13
6/17 (日)

判らないから未来がある。
解らないから面白い。
分からないから大切なのだ。
判る事がエライわけじゃない。
解るといっても極々一部。
分かるというのは勘違い。
全ては一つ。

予知を求める心。
自分の未来を閉じる事になる。
生命を萎ませる事になる。
不安は未来を閉じるのだ。

活かすのは可能性(不確定)の方なのだ。
道標の一つなら「予知」とはいわない。
気づいているなら「予知」はしない。
今を生きる事が素敵なのだ。
未知(未来)は素敵なのだ。
そして
未知が道となる。
(ダジャレが決った!)

・・・・お、おい!
題は「未知」じゃなく「予知」だ・・・
ダジャレは
ヨチておけば、よかった・・・
・・・また・・・空しい風が・・・・

  進化考・1
6/18 (月)

ワシは久々の学生をしている。
講義の一つに「生物学」がある。
細胞の分裂・発生の時だった。
類の枝分かれに少し触れた。

発生の見地からのとらえ方だ。
「鳥は哺乳類よりも進化している」
(ある意味においてだ・・・)
ワシは納得した。

海が元祖故郷。
やがて水と陸の両生類。
陸の爬虫類。
一つは哺乳類。
もう一つが鳥類。

注:寝ぼけて講義を聴いてます。
当然、ワシの勝手な解釈になってます・・・。

  進化考・2
6/19 (火)

昔教わった時。
人間が一番進化している。
人間が生物の頂点だ。
自分で自分を頂点と言ってた・・・。
生物的というのもとらえ方による。

少なくても行動においては頂点ではないなぁ。
生物の頂点どころか、仲間としても失格だし・・・。
下を保護できないモノは上とはいえない。
下を思いやる広さと深さが不備なのは
単なる乱暴モノ・・・。
未熟すぎる生き物なんだ。

同類種族の人間社会でも同じだ。
某アメリカが意にそわない国を侵す。
国民を思いやることもできない政党。
社員を思いやることもできない社長。
教師を思いやることもできない校長。
生徒を思いやることもできない先生。
(一応)上に立つモノのオソマツさ。

進化している生物・・・
自分でそう言うのって・・・
かなり、恥ずかしくないかぁ。
(恥を忘れた生き方の生物)

  進化考・3
6/20 (水)

ワシはいいかげんな生き方をしている。
生真面目や勤勉や几帳面じゃない。
それでも、忘れない言葉もある。
忘れない出来事もある。

いいかげんな生き方でも感動も感激もする。
いいかげんな生き方だから、多く琴線に触れる。
いいかげんな生き方だから、深く観る事ができる。
社会に対していいかげんな生き方。
その分、自分の内部には自由に動けるのだ。

今から12年ほど前。
ワシは東京の龍村師匠の道場に通っていた。
いろいろな事を学んだ。
ホリスティックヘルス(全的健康)についてだ。
もちろん学びきれるモノではない。
ましてワシは几帳面でも勤勉でもない。

  進化考・4
6/21 (木)

ある時、何かの講義の中だった。
「進化とは自由になる事だ」
ワシの琴線に触れた言葉になった。
そうかぁ、ウン、ウン、納得だぁ。

ワシはへそ曲がりだ。
人間は進化した動物。
魂の進化。
進化した生き方。
そんな言葉を聞くと、反論したくなる。
「自分で進化を決めるのかよ・・・」
「進化」を言う人は胡散臭い。

それが師匠の言葉で納得できた。
そうかぁ、進化は自由の事だったのか。
それまでは進化に「(自慢する)偉さ」を感じていた。
それは自由と正反対の虚栄の臭いだった。
だが、本当の進化は偉さも虚栄も関係無い「自由」だ。

  進化考・5
6/22 (金)

ワシはアホのB型の血質が濃い。
独善、自分勝手、自分本位の質だ。
それは「自由」というものを優先している。
安定より自由。
法や倫理より自由。
(誤解されるだろうが、説明がメンドウ)

そして平和は自由が不可欠だと知った。
だから平和も優先する。
安定が平和ではない。
安定を求め、窮屈な法規制が多い。
それは魂の安定ではなく、見かけの安定だからだ。
それぞれが自由になった状態が平和というものだ。
真の自由は他を侵(犯)さない。

自由が進化という意味だと知った。
それまでの、進化する、という事に抵抗があった。
それが「進化していいのだ」に変わった。
そういう進化なら、進化したい、と思った。

  進化考・6
6/23 (土)

進化は節操が無くなる事だ。
(多少の違いは無視しよう・・・)
ワシは進化したい。
進化しよう。

海から陸にも上がりたい。
そう思って行動したヤツ(両生類)がいた。
温度の変化で身体を縛られるのはイヤだ。
そういうワガママを言い出した爬虫類がいた。
(変温動物は寒くなると動けないからなぁ・・・)

空は広いなぁ・・・
空、飛びたいなぁ・・・
ちょっと飛んでみようかな。
高いところから手足を広げて飛び降りた。
オッチョコチョイなヤツがいたものだ。
やがて・・・鳥になった。

  進化考・7
6/24 (日)

空を飛ぶ。
身軽になる。
必要最低限以外は捨てる。
捨てれば捨てるほど自由になる。
進化して・・・鳥になった。

人は力を持った。
頭脳を重くした。
法や律を作った。
国をつくった。
権力も持った。
持てば持つほど重くなる。
自由とは反対の方向になる。

進化とは
自由。

人間と鳥はどちらが進化しているか。
鳥の脳ミソは少ない。
だが侮っては間違う。
脳ミソが重い人社会は平和か?
自由と平和にどちらが近づいた?

  進化考・8
6/25 (月)

道具を作る。
そして使える。
これが人間と他の生物の違いだ。
(道具を使う生物は他にもいる)
だから進化した生物だ。
と、自画自賛するセンセーもいる。

ユニークな生物なのは間違いない。
奇妙な生物なのも間違いない。
傲慢な生物というのも間違いない。
横暴な生物というのも間違いない。
愚かな生物かどうかは不明だ。
だが愚かな行為を続けているのは間違いない。

冷静公平に観ると・・・あまり褒められない。
進化、というのは違うだろうなぁ・・・。
ワシも人間の一人だから、恥ずかしい。
残念とは思わないが、恥ずかしいとは思う。
能力は使いこなせなければ、迷惑なだけだ。

  進化考・9
6/26 (火)

進化を勘違いしている。
能力が付く事は進化ではない。
能力は能力だけだ。
使おうが使うまいが進化には関係ない。

能力は何の為に備わる?
この世は多種多様なモノの集合体だ。
他を活かす為に使うのが当たり前。
使い方を間違えるなら迷惑な存在だ。
それなら使わない方がいい。

進化は自由になる事。
能力からも自由になる事。
有ってもよし、無くてもよし。
ちょうどいい時に使えればよし。
進化した時に能力は活かせる。
能力が有ると進化するわけじゃない。

  進化考・10
6/27 (水)

こだわらない。
海と陸にこだわらない。
陸と空にこだわらない。

進化とは
「こだわらない」事
ともいえる。

ワシ流ならば・・・いいかげん。
そうかぁ・・・
ワシは生れ付き、進化した人間だったのかぁ。
足りないのではなく、外していたのかぁ。
(う〜mm・・・違うような気もするが・・・)

ならば先が観える。
空から先だ。
それは空間にこだわらない。
空間にこだわらないという事は・・・
時間にもこだわらない。
(注:時間にルーズという意味ではない)
当然、(変化)速度にもこだわらない。
(時間、空間、速度は三位一体だから)

  進化考・11
6/28 (木)

妄想は暴走する。
暴走は同調(シンクロ)で止まる。
同調から平和(魂の安定)の扉が開く。
エヴァンゲリオンで言ってた・・・。
かどうかは知らない・・・
ワシはエヴァに詳しくないのだ。

空間、時間、速度からの自由。
その先にあるもの。
それは物質界(色界)からの自由。
進化すると・・・大元に還る。
大元と一体になる・・・ようだ。

何度も試験する。
何度も落ちる。
その事を仏教的には「輪廻」といった。
簡単には合格しない。
それでいいのだ。
合格が目的ではないからだ。

  進化考・12
6/29 (金)

進化が合格なら・・・
この世は進化の為の場ではない。
進化しなくていい。
進化してしまったら、この世にいられない。

矛盾ではない。
進化が自由なら・・・
自由に向かうが、自由になりきれない。
それを体験し味わう世界だ。
正誤はない。
味わう世界だ。

だから面白い。
思い通りにならない事を味わう。
そこで、別の何かを味わう。
その分、柔らかくなる。
その分が自由になる。

  進化考・13
6/30 (土)

魂(精神)は自由を求める。
魂だけでは、他との接触(縁)が出来ない。
同波動か極近波動帯でしか接触出来ない。
それでは他を理解できない。
他を理解できた分が「自由」なのだ。

この世は物質界(色界)だ。
幅広い波動帯を収納できる世界だ。
他の波動と接触できる、稀な世界だ。
魂の自由(進化)の為の物質界(この世)だ。

だが肉体(物質)がある限り、真の自由はない。
肉体が無ければ、自由への道が無い。
グレちゃんは、一つの舞台を用意してくれたのだ。
舞台上は舞台用のルールがある。
舞台上と舞台下とを混同するのは間違いだ。
だから矛盾のようで、矛盾ではないのだ。
自由になりきれないが、自由を増やせる世界だ。

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