08年11月のコラム         コラム6目次に戻る
廻る・17
11/01 (土)

循環すれば生命が流れる。
上手く流れれば活性する。
周天法は保健気功の王道だろう。
それは、様々な応用のヒントとなる。

ワシの仕事も同じ部分がある。
病み人の回復は生命力の活性にかかる。
氣の循環からの回復もある。
だが、それは軽い病の場合だ。

保健はある程度の状態から行うもの。
深い病の状態では間にあわない。
単なる活性では足りない。
新たな生命力が必要になる。

  廻る・18
11/02 (日)

生命力を産生する。
無から有を創る。
氣の廻りだけでは足りない。
氣の発生が必要なのだ。

無から有。
一つは通路という方法。
通路が繋がる。
こちらには無くても、来ればいい。

向こうから流れてくる。
流れる、というよりワープだ。
通路は時間空間に左右されない。
だから、突然現れる感覚になる。

  廻る・19
11/03 (月)

ワシの扱う「氣」はワープによる。
自分の「氣」ではない。
宇宙からか地球からかは知らない。
何処だか知らないがワープして来る。

ワシがラジオみたいなものだ。
放送局の場所は知らない。
だが、チューニングしてあるらしい。
いつでも同じ「氣」が来る。
最初にチューニングしたのが故御師匠様だ。

この通路を開ける、という方法。
様々な問題に応用できる。
努力と根性と才能で問題を切り開くのもいい。
だが、こういう方法もあるのだ。

  廻る・20
11/04 (火)

もう一つの無から有を生む方法。
それは螺旋だ。
循環ではなく、螺旋。
ループではなく、スパイラル。

日本神話にも示されていた。
最初にイザナギとイザナミというカップル。
(これも無から有のヒントになる)
矛先でスパイラルを描く。
国(島)が生まれる。

螺旋は無から有を産む方法。
生命力を新たに生む方法でもある。
循環は今ある生命力の活性になる。
螺旋は新たな生命力を生み出す。

  廻る・21
11/05 (水)

イザナギ、イザナミの合体。
そうして我々は生まれてきた。
陰陽の合体だ。
生物は陰陽合体で生命が新たに生まれる。

生物の(生命)発生だけなら陰陽でいい。
ワシが書いているのは、もっと広い意味だ。
発生した後での新たな生命力。
場の生命力。
組織の生命力。

陰陽はこの世を構成する二元論。
だが三元論もある。
四元論もある。
五元論も六元論もある。
そういうのと離れて、螺旋がある。

  廻る・22
11/06 (木)

新たな星が生まれる。
星雲となる。
螺旋の星雲が残る。
螺旋でない星雲もある。

先に見えない螺旋がある。
見える螺旋は事後。
だから必ずしも螺旋ではない。
見えない段階では螺旋。

見えない螺旋。
新たな何かが発生。
螺旋が起これば、新たなモノが発生する。
モノの底には生命がある。

  廻る・23
11/07 (金)

星が生まれる螺旋の仕組み。
一つの国や地域でも仕組みは同じだ。
複合組織でも一つの組織でも同じだ。
個でも同じだ。

星と個の違いは無い。
簡単も複雑も無い。
仕組みは同じ。
螺旋は新たなモノを発生させる。

個の生命。
新たな生命力。
回復には必要な方法。
より先に進む健康にも必要。

  廻る・24
11/08 (土)

形は一方向からの観方。
螺旋も別の観方からの形がある。
それはメビウスの輪。
捻くれた∞。

無限大は螺旋。
螺旋は無限大。
無限大から新たなモノが生まれる。
(これはワシの考えじゃない。
御筆先様が勝手に書いている)

捻くれた廻り。
一年は捻くれた廻りの時(間)。
捻くれた空間が時間。
この世は捻くれた時間と空間で創られている。

  廻る・25
11/09 (日)

自然は捻くれている。
捻くれて廻っている。
同じルートの廻りじゃない。
去年の春と今年の春は違う。

その捻くれ廻りが生命を産む。
自然は捻くれているのだ。
素直とは、自然流捻くれ。
自然は神であり、生命である。

廻りを固定概念で観るから解けない。
ワシの課題だ。
捻くれた「氣」の使い方。
新たな生命を発生できる。

  テーマ・1
11/10 (月)

主となる問題。
主となる意義。
その人生のテーマ。
生まれて来たからにはテーマがある。

メインテーマは知っている。
誰でも共通がテーマだ。
生まれて来たテーマ。
「生きとし生きる」
生きられる限り生きる。
生きている事、がテーマだ。

主があるなら副もある。
これは、その人なりに違う。
通常はこの副をテーマというようだ。
ここでも、この副をテーマとして書いてみよう。

  テーマ・2
11/11 (火)

人生の目的。
これはメインテーマだ。
だから「生きる事」だ。
それが目的。

生きていれば、いろいろ体験する。
体験する事が目的。
解決する事じゃない。
解決は一つの方法だ。
解決しても、出来なくてもいいのだ。

その上で、副がある。
オマケがある。
この世の創造主は優しい。
グレートサムシング、通称グレちゃん。
いつでもオマケを用意してくれている。

  テーマ・3
11/12 (水)

最後まで生き抜く事。
その上で、何をするか?
だが、気負いは間違いに通じる。
何かを成す為に生きて来たのじゃない。
グレちゃんは、それほどアナタに期待していない。

未完成の生物だ。
更に不良品が混じる人間だ。
立派な何かを成す為に選んではいない。
思い上がりは止めようぜ。

その上で、それでも何かがある。
それが、アナタのテーマだ。
それが、ワシのテーマだ。
それが、全て、それぞれのテーマだ。

  テーマ・4
11/13 (木)

(それぞれの)私にとってのテーマ。
あるのは間違いない。
何故なら、それぞれに意思がある。
思いがある。
空想や妄想もある。

この世の仕組み。
必要なければ、備わっていない。
生きるだけなら、感情だけでいい。
意識だけでいい。
だが、意思がある。

生きる以外にも出来る事がある。
もちろん、生きる事だけで充分だ。
生きていければ立派なものだ。
生き抜けば、それで合格点だ。

  テーマ・5
11/14 (金)

何かを成さなければ、いけないわけじゃない。
何かを為さなければ、いけないわけじゃない。
だが、何かを成す事が出来る。
何かを為す事が出来る。
生きていく上で、そういうオマケもある。

しなくては価値が無くなるわけじゃない。
生きていれば、それが価値だ。
生きるだけで、他と関わる。
その関わり全てが存在となる。
だから、生きるだけで貴重なのだ。

ゴキブリだって、某政治家だって価値がある。
カメムシだって、暴力団だって価値がある。
生きていれば、価値がある。
ワシには理解できない存在でも、間違い無い。
いる、という事は、価値がある・・・らしい。

  テーマ・6
11/15 (土)

生きている事が存在の意味。
生きとし生きる事が存在の条件。
神は正しい生き方など興味ない。
その他の細々した条件はつけない。
生物、特に人間に正しさを求めない。

たった一つの条件。
生命の限り生きる。
それなのに人間は神に逆らう。
たった一つの条件を破る。
アレコレ理由をつけて戦争をする。
侵す、犯す、殺すのは存在の否定だ。
たった一つの神との約束を破る行為だ。

それぞれが正しさを主張して相手を殺す。
正義を盾に力ずくで戦争する。
某アメリカと何でも賛成する属国の某日本。
赤ちゃん、子供、病人、お年寄りの上に爆弾を落とす。
神(存在・生命・自然)に逆らう政治家達。
それでも、生きている限り価値がある・・・らしい。

  テーマ・7
11/16 (日)

生きていれば価値がある。
それは全ての生あるモノに当てはまる。
生きていく為に相手を殺める事もあるだろう。
植物、動物を食べて生きているからだ。
それは生命のギリギリの場合のみだ。

人間の戦争は生命を活かす為じゃない。
自側の主張を押し通す為だ。
自側の欲を拡大する為だ。
人間だけが分を超えて行動する。

戦争に反対するのは人間の倫理からじゃない。
人間の倫理や法などどうでもいい。
戦争に反対するのは、それが存在を守る事だからだ。
存在の意味を知っているからだ。

  テーマ・8
11/17 (月)

争わない生き方を示した偉人。
インド独立のマハトマ・ガンディー師。
その意味はとても深い。
インドとイギリスの独立の問題じゃない。
地球・宇宙の存在するモノ全ての道標だ。

ガンディー師の生き方の基本はヨガだ。
意外に知られてないようだ。
ヨガはアサナ(体操もどき)じゃない。
ヨガは生き方なのだ。

ヨガをする、というのは調和の生き方。
動かし方や呼吸や瞑想はそのツールの一つだ。
アサナは出来ても、出来なくてもいい。
半身不随、全身不随でもヨガは出来る。

  テーマ・9
11/18 (火)

ヨガは「結び」という意味。
自と他を結ぶ。
内と外を結ぶ。
身体と心と魂を結ぶ。
未熟(自分)と完熟(神)を結ぶ。

「結び」の生き方とは「調和」の生き方。
ヨガとは調和の生き方をする事。
存在の基本の生き方をする事。
ガンディー師はとても大きく深い事を示したのだ。
単なる独立の方法じゃない。

誤解されている訳し方がある。
無抵抗主義。
無抵抗じゃない。
無対立の生き方だ。
争わない生き方が出来るのだ。

  テーマ・10
11/19 (水)

無対立の生き方が基本。
基本であり、最終目標だろう。
無対立は調和。
調和の権化が神。

幾千年か幾千回の生まれ変わり。
最終的に神に溶け込むのなら・・・。
無対立、調和は基本であり、最終目標。
出来る、出来ないの話じゃない。
存在は、そういう道を歩く。

その上で副のテーマがある。
基本の上にあるのがテーマだ。
基本を外れたのは、テーマとは言わない。
他との争いはテーマじゃないんだなぁ・・・。

  テーマ・11
11/20 (木)

副は一つじゃない。
幾つも用意されるのが副。
だから個々のテーマは一つじゃない。
どんな道に進んでも用意されている。

時間が限られている今生。
時間が一方通行の今生。
時間的な意味では、やり直しは不可能。
グレちゃんは不可能を押し付けたりしない。

今の道上にテーマはある。
しかも、幾つもある。
テーマが宝箱という表現なら・・・
宝箱は道上に幾つも幾つも用意されている。

  テーマ・12
11/21 (金)

テーマ(主題)といいながら副・・・
テーマといいながら、幾つもある・・・
突っ込み所満載・・・
この世は、そういう世界なのだ。
生真面目な固定概念は外そう・・・

テーマは一見自分では判らない。
他人でも一見判らない。
判る場合もある。
最後まで不明の場合もある。

だが、判断基準はある。
本来のテーマの「調和」の上で成り立つ。
簡単じゃない。
といって、壁とも限らない。
自他を活かす作用がある。

  テーマ・13
11/22 (土)

テーマは、
生まれた意味じゃない。
為すべき事でもない。
宿題でもない。
生きていれば充分合格だ。

生きているうちに、何か観える。
何か思う事がある。
自然に取り組んでいる事がある。
あるいは、何も出来ない事がある。
それが、テーマかもしれない。

出来る、出来ないの結果じゃない。
生きている上で、何か気づく事がある。
自分が何らかの役目をする事がある。
特別な事じゃない。
他からの評価も関係ない。

  テーマ・14
11/23 (日)

何だか判らない。
それでもテーマを意識する。
意識は「氣」を集める。
意識をするのと、しないのとでは大違い。

自分のテーマが何であるか意識する。
肩に力は入れない。
思い込まない。
それでも、意識する。

社会的貢献、などと思わない。
社会的ってヤツは人間世界だけのエゴだ。
どうせ小さな狭い未完成の人間だ。
意識くらい、もっと大きく広く持とうぜ。
その上で、テーマは個人的な事なのだ。

  テーマ・15
11/24 (月)

中々回復しない病。
長く患っている人。
他で変化がなかった人。
原因不明、治療法不明。

そういう人を対象にしいる。
もちろん、特に問題のない人も来る。
より健康、より若返り。
本来なら、そういう人を対象にしたい。
だが、そうもいってられない。
他にアテが無いなら、一度来てくれ。

患者じゃない。
病人でもない。
クライアント(依頼者)だ。
依頼されて、何とかする。
そういう仕事をしている。

  テーマ・16
11/25 (火)

事情や背景など、ワシは聞かない。
原因は解っても解らなくてもいい。
この状態を変える(未来)。
過去(原因)より現在を優先する。
今を変えるのが先なのだ。

ワシからは聞かないが、勝手に話す。
話す話は聞く。
複雑や深い闇(病)を抱えた人。
そこには「テーマ」と関わる場合が多い。
どうやら、その人の「テーマ」が関係している。

一見壁に見える。
だが、壁とは違う。
壁は障害物だ。
テーマは仲良くなるモノ(相手)だ。

  テーマ・17
11/26 (水)

テーマは最終的には幸せに貢献する。
社会的な意味じゃない。
個人的な幸せだ。
魂のふくらみだ。

だが、一見、壁。
出来れば・・・避けたい。
根性のある人ばかりじゃないのだ。
出来れば・・・逃げたい。

逃げても、その人のテーマだ。
影と同じだ。
別の形になっても、必ず付いている。
目の前なら、見ないわけにはいかない。
ならば、見るしかないかぁ・・・

  テーマ・18
11/27 (木)

病本体がテーマになる事がある。
だが、病を通じてテーマが浮き出す方が多いと思う。
例えば、病を通じて家族がテーマ。
誰かしらの病によって「家族」を見直す。

ワシの極めて狭く小さな経験と見識だ。
「家族」をテーマにしている人は多い。
「家族」には多くの大切なモノが含まれている。
気づき、築く為に病が媒体になる。

家族は大きく深く多くのモノを内蔵している。
だが、無条件で仲良く、上手くする事とは違う。
テーマは、個々の魂を和らげ広げる為にある。
家族という形を整えるのが目的じゃない。
家族愛を強調するのは、何か歪な感じがある。

  テーマ・19
11/28 (金)

この世は個と個の関わり合い。
自と他の関わり合い。
特に深く関わる、他の個。
濃く関わる、幾つかの個。
それが家族という関係で顕れる。

家族は血縁を含む。
全くの他の血も含む。
結婚は通常は他の血との関わりだ。
血縁と他の血との混合が家族。
理想はその和(調和)だろう。

血縁はDNAを通じて、過去と関わる。
過去の他の個と繋がる。
その縁と影響は大きい。
御先祖様、という関係だ。

  テーマ・20
11/29 (土)

家族については、次の機会に書いてみよう。
家族や一族は深いモノがある。

家族といっても対象がいる。
夫婦の場合。
子供の場合。
親の場合。
義父母や義祖父母の場合。
兄妹や義兄妹の場合等々。

病がキッカケで気づく。
変える、修正する。
簡単じゃない。
だから、一生のテーマになりうる。

  テーマ・21
11/30 (日)

生きていたテーマ。
つい、社会的に認められるのがテーマだと思ってしまう。
それは考え違いだ。
社会的というのは胡散臭い。
見得や驕りの臭いがする。

家族は社会的じゃない。
個人的な事だ。
だからテーマとなるうる。
仕事での業績などテーマじゃない。

個人的なテーマが社会に認められる事はある。
だが、自分勝手の仕事なのだ。
それは本人が一番良く知っている。
周りの評価は綺麗事。
テーマは個人的なものなのだ。

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