| 05/01 (日)
春分の日を0度として一日1度上がる太陽の角度。
これを黄経という。
90度が夏至で、180度が秋分の日となる。
270度は冬至で、360度で一回りする。
5日分を一侯として一年では七十二侯。
立春(315度)が一侯で5日毎にニ侯・三侯としていくと、
十侯目が春分の日(360度)になる。
5日づつだから、とても細かい気候を表す。
自然を愛情細やかに見ていないと、言葉を作れない。
15日(三侯・15度)を「一気」といい「節」とした。
だから気候という。
「節」は七十二侯の三分の一になる。
だから二十四節気という。
一つ一つが生活に密着した気候言葉だ。
春分の日から45日目(45度)が「立夏」だ。
だいたい五月五日あたりになる。
2・3・4月が春だから、5・6・7月が夏だ。
季は初・中・晩に分かれるから、五月は初夏になる。
それにしても細やかな季節・季候言葉だと思わないか?
生きとし生けるモノ達が喜ぶ言葉だと思わないか?
生活に活かして使うモノ。
「いのち」を活かすモノ。
こういうのが「智慧」というんだ。
現代は・・・「智慧」を捨てている時代なんだ。
「早い・速いのが価値(勝ち)」だと思い込んでしまった。
「いのち」は速くなると、早く滅亡する。
早めると、生物の未来は閉ざされる。
人間は・・・滅亡したがっているように思える。
「立夏」から15日経つと「小満」だ。
春に疼いた(卯月)「生命の氣」が形になる。
春に始まった何かは、夏に伸びるのだ。
「小満」はそういう意味がある。
苦しみ、悩みは埃のようなものだ。
自然に付くが、払えば取れる。
埃は(自分で)一年中払えるが、
払うには生命力の活性化が必要だ。
五月。
生命は伸び盛りの時期になった。
季節の応援もある。
大丈夫だ。
夏は始まったばかりだ。
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